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伊勢信仰ー伊勢神宮

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伊勢神宮

皇室の祖先神とされる天照大御神をお祀りしているのが伊勢神宮です。伊勢信仰は、日本の神社の中では八幡信仰に続いて多くの神社に信仰されています。多くの神社に信仰されている他の信仰、たとえば八幡信仰、天神信仰、稲荷信仰は神様の名前です、それに比べて、伊勢信仰は神様そのものを指す名前ではなく、天照大御神を祀っている伊勢神宮がある場所のことを指しています。伊勢神宮は、「大神宮さん」、「お伊勢さん」などとも呼ばれ親しまれています。

伊勢神宮は、天照大御神ををお祀りしている内宮(ないくう)と豊受大御神をお祀りしている外宮(げくう)とから成っています。内宮のことを「皇大神宮」、外宮のことを「豊受大神宮」と言うのが、正式な名称です。皇大神宮と豊受大神宮には、祭神をお祀りする正宮(しょうぐう)以外に別宮(べつぐう)や摂社、末社、所管社がいくつもあります。皇大神宮の別宮としては、別宮所管社まで存在します。正宮の次に重要なのが別宮です。その別宮は14社あります。その他、摂社が43社あり、末社が24社、正宮や別宮の衣食住をつかさどる所管社の数は34社、別宮所管社は8社あります。これらに正宮も含め合計すると125社にものぼります。この125社をすべてのことを指して伊勢神宮と呼んでいます。この125社すべてが伊勢市にあるわけではなく、志摩市や鳥羽市などの四市二郡におよび散らばっています。

伊勢神宮を総本社とする伊勢信仰の神社は、神明宮、神明社、皇大体神社などと呼べれていて、いずれも天照大御神をお祀りしています。これら伊勢信仰の神社の数は、全国で4425社にのぼると言われています。伊勢信仰の中心と言うとどうしても伊勢神社の存在が大きく、東京十社のうちの一社とされる芝神宮以外では、そのほかの神社でさほど有名なものはありません。この芝神宮は、伊勢神宮の内宮と外宮の両方の祭神をお祀りしていて、関東地方においては伊勢信仰の中心的な役目を果たしています。「関東のお伊勢様」と呼ばれることもあるほどです。

八幡信仰や天神信仰、稲荷信仰では、それぞれ宇佐八幡、北野天満宮、伏見稲荷大社から祭神を分霊されて建立された神社が、独立した特色を持ち、総本社と同様にもしくはそれ以上に多くの信仰を集めているところもあります。それと比較すると、神明社は伊勢神宮の下に所属していると言う位置にいます。このことが、神明社に有名なものが少ない原因のようです。天照大御神と言う神と伊勢とのつながりの深さを物語っているのかもしれません。

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