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神社の鳥居の不思議

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神社にはいろいろと判らないことがあります。そのままにしておくよりは、知るということが我々人間の武器です。神社の鳥居のことをついつい当たり前に存在しているものと受け止めている人たちも多いですが、そもそも神社の謎は、ここ鳥居からスタートします。

ズバリ鳥居とはなんなのでしょうか。無宗教という人たちだって、鳥居の下を潜ったことがない人たちっていないのではないでしょうか。

鳥居にはどのような意味があるのか

鳥居というものには、神の領域を表すものとしての意味があります。鳥居を挟んでそこより先は神様の領域であることを示しています。玄関口という言い方でもいいのかもしれませんが、「結界」という呼び名を覚えておきましょう。

古事記には、天岩戸(あまのいわと)に閉じこもってしまった天照大神に出てきてもらう為、岩戸の入り口にあった宿り木に鶏を乗せて鳴かせたと言われています。鳥が乗った木の向こうに神様がいるという光景が、まさに鳥居のはじまりと言われています。

実際にはいろいろと説がありますので確かではありませんが、一番納得出来る説ではないでしょうか。

鳥居はなぜ赤い?

更に多くの人たちは、鳥居の色が赤いことになぜという思いを持っているでしょう。赤という色はそもそも魔除けの意味を持っていたようです。魔除けの意味を持つ色を塗り、守る力を強めたという感じでしょうか。

更に赤は「命」の心理的イメージを持つ色なのです。神様に会いに行くために、我々は鳥居を前にして純粋な気持ちに生まれ変わる必要があります。

赤い鳥居だけでなく時には白い鳥居に遭遇することがあります。 もともと神社の鳥居は、「神聖」という意味をもつ白木がメインとして使用されていた経緯があります。 やがて仏教が伝来することになり、「神仏習合」という考えが定着することになります。

朱色は仏教から伝わってきた色として考えることが出来ます。江戸時代になれば神様と仏様は別々という「神仏分離」の考え方を持つ人たちが増えて来ることになりますが、そのとき再び本来の白木に戻る神社も出てきたのです。

「出雲大社」も一度朱色に変えられまた白木に戻ったとも言われています。

最後に。厳島神社の大鳥居はなぜ海に建っているのでしょうか。

それは神様自身を傷つけないためと言われています。厳島神社のある宮島は、その島自体が神様だと言われているためです。

神社を建てるために宮島の土地を削ったりすることが許されない行為だと言われていたためなのです。

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