コラム

神社の氏子という人たちの役割

投稿日:2017年5月1日 更新日:

お寺には「檀家」という制度がありますよね。檀家とは、お布施などの経済的援助を持続して行いうことで、特定の寺院に所属する家のことを言います。そして寺の場合ではその家の葬式・法事などを行ったりします。

氏子という存在

それは神社でいう氏子のような存在となります。 本当の意味では氏子という存在は氏神を祭っていた氏族の子孫(血縁的集団)という意味だったのですが、段々と時代の流れとともに血縁的集団でない氏神を祭る地域に住む人たちが神社を参拝するようになることで、共同の祖先神をまつる人たちのことを「氏子」と呼ぶようになりました。

地縁的な関係を指す産土神(うぶすながみ)と産子(うぶこ)という呼び方と、氏子という言い方が混乱して使用されるようになったとも言われています。
現在の氏子は、血縁的集団でなく地縁的な集団として捉えることが出来ます。

氏子の存在しない神社もある?

伊勢神宮は別格な扱いとして、それ以外神社を「氏神神社」と「崇敬神社」として分類することが出来ます。自らが居住する地域の氏神を祀っている神社が氏神神社のことであり神職によって運営されています。必要に応じて地域住民で形成される氏子が補助することがあります。

しかし崇敬神社という場合にはちょっと違い、そこでは地縁や血縁的な関係以外で、個人の特別な信仰などを持っている崇敬者という存在が支援を行うことになります。崇敬神社として「明治神宮」をあげることが出来ます。

ただし崇敬者のケースでも氏子と同じようにして神社の維持・教化活動のために一生懸命尽力を尽くす必要があります。氏子という存在は氏神神社だけを信仰しなければならないということでもなく、崇敬者も信仰しなければならないのは崇敬神社だけという決まりがある訳ではありません。氏子で明治神宮を参拝しても何ら問題が起こる訳ではありません。

ズバリ氏子という存在は……

氏神という存在は、氏子の平和と安寧を守る神様なのです。氏子はだからいろいろな節目において氏神神社を参拝し、過去の庇護を感謝し、今後も幸せで暮らすことが出来るようにと祈願をします。そして氏子は例大祭のような祭祀の際に寄付をしたり、運営を補助するなどの行為によって神社に奉仕をします。

神輿を担いだりした経験も充分に氏子の仕事として考えることが出来ます。そして、氏子を代表し神社との連携をはかる役職のことを「神社総代」という言い方をします。

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