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破産した神社がある?

投稿日:2017年5月12日 更新日:

神社も破産するものらしいのです。そんなニュースが飛び込んで来たことがあります。それは「伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)」に起こった事件です。

伊勢山皇大神宮とは

伊勢山皇大神宮は神奈川県横浜市西区に鎮座します。「関東のお伊勢さま」、「横浜総鎮守」として崇められている神社です。

創設150年の遷宮が、ここ伊勢山皇大神宮で行われるということですが、注目したいのは
新しく建てられるお社の木材が伊勢神宮の建物から12授かり受けたものだということです。ただそれは特別珍しいという訳でもなく愛知県に鎮座する「熱田神宮」や、長野県の「諏訪大社」も伊勢神宮の木材を使っているということです。ただし伊勢山皇大神宮の遷宮後相当多くの人たちに注目されることは間違いありません。

伊勢山皇大神宮は境内を担保として高級ホテルを運営

神社が破産するなんて聞いたことがないという人たちが多いのでしょうけど、事実創建から132年後の2003(平成15)年に破産宣告となります。そもそも破産の原因は当時の宮司と親族が、境内の一部を担保にして神宮の裏参道隣接地に婚礼施設を兼ねた高級ホテル「横浜開洋亭」の建設に乗り出してしまったことにあります。

作ったはいいけどまさにバブル崩壊の景気低迷な頃です。横浜みなとみらい地区のホテル建設ラッシュがあり激しい競争には勝つことが出来かったようです。結局借金の返済が出来ないから2001(平成13)年3月には、抵当権が設定されていた境内地の一部が金融機関によって差し押さえられることになります。

神様はお見捨てにはならなかった

神奈川県神社庁はこの事態を重く見て銀行と協議をして同庁が境内地を取得することで競売を回避することはなんとか出来たとのことです。しかしホテルを経営していた宗教法人は、横浜地方裁判所に自己破産を申請することになります。

現在は新しい宮司が就き運営体制が変わっているということです。

神様はやっぱりお見捨てにはならなかったということでしょうか。

伊勢山皇大神宮の魅力

天照大御神を祀る伊勢神宮を一度訪ねたいと思うもののなかなか行くことが出来ないという人たちも多くいらっしゃるのではないでしょうか。三重にある伊勢神宮にはなかなか行けないとしても、伊勢山皇大神宮は、JR桜木町駅から歩いて約10分程度で行くことが出来てしまうのです。

伊勢山と呼ばれる丘の上にあって、境内からは横浜ランドマークタワーを見わたすことができます。

破産の事件などもう既に過去の話しなのです。現在でも多くの人たちに関東のお伊勢さんと呼ばれて親しまれています。

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