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貴船神社 貴船社 (名古屋地下鉄「上社」と「一社」の由来)

投稿日:2017年5月26日 更新日:

名古屋市名東区内に二つの「貴船社」があります。


出展:kifunejinja.jp

判りづらいので片方を「貴船社」、もう一方を「貴船神社」と呼んでいるようですね。

貴船社は貴船2丁目にあって、貴船神社は一社3丁目。どちらが先に建てられたのか詳しいことは調査出来ませんでした……。

両方同じ時期に建ったのか時代が違うのか定かでないものの、ここには神社のもとになった確固たる伝説が存在しています。

「貴船社」といえば、京都にある貴船神社が総本宮であって江戸時代あたりに勧請して建てられたとも考えることが出来ます。

貴船社は1662年創建とは言われています。貴船神社の方はそれよりももっと古いのでしょうか。

「貴船社」も名東区の神社らしく高台に建っています。アクセスは地下鉄東山線「本郷駅」または「上社駅」下車。徒歩約30分。

「貴船神社」それは東山線・一社駅の東500m程の辺りにあり、集合住宅が立ち並ぶ名古屋のベッドタウンに鎮座しています。坂道の途中の高台に建ち、「貴船社」にはなかった蕃塀(ばんぺい)(通常参道上で拝殿の前に存在する短い塀)がこちらにはあります。社殿もコンクリート造りで全体的に最近のもののようですね。

名古屋の地下鉄駅名 「上社」と「一社」の謎を解く

名古屋の地下鉄には、「上社」と「一社」という駅が続いてあります。「上社」(かみやしろ)といいもう片方は「一社」(いっしゃ)と言います。 同じ「社」を使いながら「一社」は「いっしゃ」、「上社」は「かみやしろ」と呼ぶ理由が気になっている人たちもいることでしょう。

「一社」というからには神社が存在しているの?

「一社」というからには一見一つの神社があるように思ってしまうのですが昔ここにあった「一色(いっしき)村」と「下社(しもやしろ)村」が合併され、単純に双方より「一」と「社」を取り、「一社」となったようですね。

この地域は中世においては「社(やしろ)郷」と呼ばれいたようです。後に「矢白神社」(やしろじんじゃ)を中心に「上社(かみやしろ)村」と「下社(しもやしろ)村」が出来たと言います。

「矢白神社」の由来

旱魃(かんばつ)のとき武内宿禰(たけのうちのすくね)がこの地を通りかかって困っている村人たちに「白鷹の羽で作った白い矢を御祭神として祀れ」と言って白い矢を渡したと言われています。

村人たちは早速祠を作っていただいた白い矢を祀ったと言います。 するとどこからともなく清水が湧き出てきて田畑を潤してくれたとか。

ここにはそもそも矢白(やしろ)神社がありそれが「上社(かみやしろ)」と「下社(しもやしろ)」の名前の由来と言われています。

その「矢白神社」は今は名を変えて「貴船神社」となっています。
ただしなぜ「貴船神社」になったのかはまだ未解決です……。

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