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伊豫豆比古命神社

投稿日:2017年6月9日 更新日:

愛媛県松山市居相町にある伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)は孝霊天皇の御代に鎮座したとされ、平成24年には御鎮座2300年祭が行われた歴史のある神社です。

御祭神は伊豫豆比古命(男神・いよずひこのみこと)伊豫豆比売命(女神・いよずひめのみこと)
伊与主命(男神・いよぬしのみこと)『初代の久米国造(=古代豪族の久米氏)』
愛比売命(女神・えひめのみこと)『愛媛の県名の由来になった神様』です。

地元では「椿神社」、「椿さん」とも呼ばれて親しまれている神社です。

古代豪族久米氏という氏族

伊与主命は古代豪族久米氏と言われています。それは海人族(あまぞく)とも呼ばれる氏族であり、中国の揚子江流域より渡来して日本に稲作・製塩・漁労・航海術などを伝えたとされています。

「椿」は海人族が聖樹として信仰した樹でありこの神社は長い間、「椿神社」として親しまれて来ました。

奏者社(そうじゃしゃ)の抑えておきたいポイント

御本殿向かって左横には椿に囲まれた舟山という丘があり、そこには小さなお社があることにも注目してみましょう。

あまり多くの人たちに知られている訳ではありませんが、『椿神社』には正式な参拝の順番があると言われており、最初に奏者社(そうじゃしゃ)に参拝して御本殿を参拝するというのがルールのようです。

奏者社の御祭神は潮鳴栲綱翁神(しおなるたぐつなのおきなのかみ)であり、先住民の代表者と言われています。

伊豫豆比古命・伊豫豆比売命の二柱の神様が舟山に御舟を寄せた時に、潮鳴栲綱翁神が纜(ともづな)を繋いでお迎えしたという言われがあります。

神社周辺は大昔一面の海だったようですね。「椿神社」というのも、津(=海)の脇の神社であり「つわき神社」というのが、段々と「つばき神社」に変化したとも言われています。

奏者社(そうじゃしゃ)へは伊豫豆比古命神社へ迎え入れてくれたことの感謝と、「よろしくお願いします」という意味合いでしっかり参拝してみましょう。

社殿内庭神苑には潮鳴石(しおなるのいし)があり、石を打ち耳を当てれば潮騒が聞こえるとか。

椿まつりには数十万人が

毎月さまざまな年中行事で賑わいを見せている神社ですが、なかでも旧暦正月7日~9日に行われる「椿まつり」には数十万人もの多くの人たちが参拝するようです。「椿まつり」は四国一の大祭ともいうことが出来ます。

更に。

伊豫豆比古命神社には末社もあり、児守神社(こもりじんじゃ)は子授け・子育てにご利益のある神様とされています。

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