コラム

神社で守らなければならない.ルール・マナー「手水の使い方」

投稿日:2017年7月25日 更新日:

もっとも神社について知らなければならないものがルールやマナーではないでしょうか。ルール・マナーを知らないで参拝しても何ら御利益なんて期待出来ないかもしれません。

例えば「手水の使い方」ですが、ルール・マナーというものの、手水の使い方を一度でもかつて教えてもらったことはあったでしょうか。知っているのが当たり前という感じで大人まで来てしまったのですが、正直に言えば大人だって知らなければ子供同然なのです。  柄杓で汲んだ水を直接口を付けて飲んでしまっていたりと、ほとんど外国人と同じ日本人も多く見かけますよね。

 

神社の手水の手順

 

日本人だからこそ外国人の見本となり、スマートに手水を済ませたいものです。

 

まず手水舎に軽く一礼します。

 

柄杓で水をすくって、左手を洗ってください。

 

今度は柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗います。

 

また、右手に持ち替えて左手に水を溜め、その水で口をすすぎます。

 

左手で見えないように隠して水を出し、再度、左手を洗ってください。

 

意識しなければならないのは、今お話しした手順を全部一杯の水で行わなければならないことです。実際にそれをやってみるとなかなか難しいことが判ります。水は使いすぎてしまわないように、“水で湿らす”という感覚がここに必要になって来ます。水は少なくても身体を清める効果はあるということです。

 

手水は神社を参拝する前に、心と身体を清めるためにしなければならないこと(見えない自分についた罪・穢れを祓う)であり、参拝の基本ルールのひとつと考えて良いでしょう。大昔には参拝するために身体を清めることを川で行っていた歴史があるようです。しかし、時代とともに川は汚れてしまったため、役割を果たすことが出来なくなり、神社の境内に手水舎が用意されるようになったと言われています。神社に手水舎が出来たのはそれ程歴史が深い訳ではありません。

 

見えない自分についた罪や穢れを祓うため、「祓いたまへ 清めたまえ」などと心で唱えたりしてもいいでしょう。そうすればよりお祓いの効果は期待出来るのではないでしょうか。とにかく自分の魂を祓い清める氣持ちを持って接したいものです。

 

柄杓にそのまま口をつけている人がいますが、他に使う人に迷惑ですし、衛生面でも決していいということが出来ません。このような行為もきっと神様はしっかり見ていらっしゃることでしょう。

 

参拝の時、手水をせず、手っ取り早く済ませてしまおうという人たちもいますが、その行為がNG(マナー違反)ということもなんとなく理解出来たのではないでしょうか。

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